映画維新について考えてみる。

政治の世界では「維新」が幅をきかせています。それほど日本人には明治維新は心に響くものがあるようですね。

たしかに歴史的にみても明治維新は世界に誇るべき革命であるわけです。

ということでこれから映画の世界を変える私は勝手に「映画維新」と名付けてみました^^

世間の常識があるようにもちろん映画の世界にも常識があります。

映画産業のメジャーといえば「東宝」「松竹」「東映」の3社です。製作から配給、そして興行の全ての権限をもつ。独占禁止法に抵触してもおかしくはない。

とはいうもののきっとこの常識に対して異議を唱える者もいないでしょう。異議を唱えなければ独禁法もあったもんじゃないですから。

神様、仏様、東宝様の業界ですからね。心の中はともかくも。

私はそのうち2社には恩がある人間ですし、これら「メジャー」の映画は大好きです。これもそれとこれとは別問題。

この3社がメジャーなのは、1970年頃に老舗の「大映」と「日活」が倒産したからです。つまり繰り上げ当選みたいな感じですね。

それと強大な興行網を持っているからです。これに対抗できるのはワーナーマイカルくらいなものです。

それより映画産業の最大の問題点は高度経済成長型の古い思考のままで舵取りをしているという事実です。

もうこの時代には戦艦大和はいらないのです。

メジャーの存在する居場所はすでに過去のものだということです。

たとえば「商業映画」と「自主映画」というカテゴライズもおかしい話です。

本来ならば技術革新でコストを削減できるようになったのにもかかわらず、あえて資本力だけを武器にメジャーはブランドの維持に躍起となっているのです。

低資本の作品との差別化を資本力で行っているということです。

才能を開花させる土壌ではないのです。

ただメジャーが生き延びるためだけに映画産業は存在しているのです。

2012年は映画維新の年です。(私が勝手に決めてしまいました^^)

映画はビジネスである前に芸術なのです。精神的に豊かでなければいい作品はできません。

1970年までの映画産業は誇張が許されるならば国家にもこびず権力に対して抵抗するものでした。

それが現在は国家の「統制」に護送船団で従い、放送産業を始めとする、メディア業界と馴れ合い、仲良しこよしでほどほどに生き延びようとしているのです。

自社制作は極力減らし、クリエイターも抱えず、おいしいところだけいただき、長いものに巻かれて小さくまとまろうとしているだけです。

放送産業などのバックエンド企業のために生きるならそんなものはいらないのではないか?

かつての「活動写真」は映画館でみることを前提に製作し、観客もその時期しかみれないからといって劇場に足を運んだわけです。

刹那の芸術だったのです。まるで桜のようだから、人は熱狂したわけです。

今はどうでしょうか。テレビで鑑賞することを前提に作られるものだから、「いつかみられる」という安心感があるから別に劇場で鑑賞する必要もないのです。

これって価値があるのか?映画って体験価値はいくらだ?

だいたい映画の入場料は入館料なわけで、映画作品の価値に対する料金ではないわけです。

私なら、溝口の映画を鑑賞するためならば、1万円でも払うでしょう。逆に1000円なんて安すぎてやだ^^

少しでも安く見たいと観客に思わせている時点で終わっています。

実は1970年代に「死んだ日本映画」を生き延びさせたのは天才角川春樹さんでした。

現在は当然のメディアミックス戦略で日本映画を再生させたかに見えたのは最後の打ち上げ花火でしかなかったわけです。

現在の映画産業が行っているものは放送産業にそっくりそのまま譲ればいいと思います。そこまで魂を売りたければ、どっぷりと魂と肉体ごと渡してやりゃいいのです。

本年はソーシャルメディア革命の元年でもあります。世界のステージは大いにあがったのです。映画産業の古い方法論はすでに過去のものです。

個人の時代に巨大システムはいらない。

「源氏物語」を生み出した日本人の感性を最大限に活かせる時代がようやくやってきたのです!これはもっと声高に言われてもよいと思います。

映画だけではなくて、音楽にしても、文学にしても、絵画にしても、おおいに個人が活躍できる時代になったのです。

平成ルネッサンス。日本国総芸術家時代の到来なのです。

日本人が世界に誇れるのは経済力ではありません。芸術力こそ日本人の本懐なのです。

日本人は今こそ眠りから覚める時がきたのです。

インターネットとソーシャルメディアの普及によって個人の縛りはすでに取り払われているのです。

個人がこの時代の可能性について理解するかどうかにかかっています。

そんなこと言ったってむりだよ

て言われますか?

すでに時代は変わってきています。
あなたの周りを目を凝らして見てみましょう。

世の中は知らない間にパラダイムシフトが行われているのです。あなたも始めから諦める必要はないです。人間には不可能なことはないのですから。

シェアしてね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です