常識を打破する。

大阪に映画産業を作りたいと思ったことがある。
東京一極集中に対するアンチテーゼである。
むりだというのが大方の意見だった。
テレビの宣伝費をかけなければミニマムなマーケットも可能だと考えたからだ。
テレビがなければ宣伝できないとする偏見。
でもテレビを見ない人に対してはどうアプローチするんだ?
雑誌や新聞を読まない人に対するアプローチは?
映画館配布のチラシ。最近映画を観たことのない人に対するアプローチは?
映画産業は宣伝広告やパブリシティだけしておけば良いと考えている。
しかも単発だ。次の作品ではそれをいかすことがない。
映画ほど人間の感性に影響を与えるものはないだろう。
同じ趣味趣向のものならやはり見たくなるのだ。
だいいち映画会社はファンの顧客リストを管理していない。
映画会社じたいファンを作ろうという意識があるのかどうか。
今時「私は東宝のファンです。」ていないだろう。
昔はやくざ映画なら東映とかあったけれど。
映画館のデータベースで管理しようと思えばできなくもない。
ただ管理してもいかさないと意味がない。
だから映画は水ものとか言われるのだ。
映画産業は顧客を大事にはしていない。これが結論である。現在の惨状の結果は当然である。
私は映画産業の可能性は無限大にあると信じている。
水平思考とはいまの価値観や常識を打ち破り、新しい概念を持ち込むことだ。
この21世紀の時代の要請だ。映画産業も新しい価値を生み出し、新しいステップを踏み出すべき時がきたのだ。

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